病棟チーフの仕事について

こんばんは

いつもアルココ(薬剤師)のブログをご覧いただきありがとうございます。

今日は、いつもの仕事の話をしたいと思います。

6月からフロア担当という仕事に就いて早3ヶ月が立ちました。

この3ヶ月を少し振り返りたいと思います。

病棟フロア担当とは?

うちの病院は一フロアが3病棟で構成されています。

病棟配置加算を取得しているので、各病棟に担当薬剤師をおいています。

担当薬剤師が、休んだり当直明けなどがなければ

この仕事は不要だと思うのですが

そんなわけにもいきませんよね^^

人員管理を行っている先生方は、本当に毎日ご苦労されていることと存じます。

うちは特に、子育て世代が多い病院のため

子供の体調不良、保育園の休園など、自分以外の要因で職員が休みになることが多々あります。

私も同様に急なお休みを頂いたりすので、人のことは言えません。

まぁそんなときに、私みたいなバックアッパーが必要なわけですね。

3病棟の担当薬剤師が全員いれば、私は管理業務に回れるわけです。

そういう役回りです。

バックアッパーと言えども

自分が担当していた病棟はルールも看護師さんも先生もだいたい分かりますが

そうじゃない病棟は当たり前ですが、最初は全てわかりません。。笑

はじめましてからスタートするわけです。

ただ、これも経験がものを言うのですが

本当に初めて病棟を任されたときとは、違うんですよね。

不在の一日と言えども、円滑に進めるためには「方法論」が必要です。

少し、書いていきます。

病棟業務を円滑に回すために出来ること!

①看護師長に挨拶をする。

当たり前ですが、これをするかしないかで全然違います。そして、挨拶をするタイミングは、

朝のミーティングの前後でNsステーショに看護師さんがたくさんいる時

なぜだか分かりますか?

これは看護師長への挨拶だけが目的ではないんです。

今日一日担当するものだということを、多くの看護師さんに気付いてもらうためです。

私の名前を覚えなくとも、いつもの薬剤師と違うんだとわかってもらえれば100点です。

②リーダーにも挨拶する

これは①と同様です。

③看護師さんが部屋担当、患者担当で仕事をしているか確認する。

これは多分①、②よりも一番大事かもですが、

名前のわからない看護師さんを見つけるためには、

患者の処置や、説明を行っているタイミングで病室へ行く必要があります。

それが部屋担当なのか、患者担当なのかで全然違いますよね。

これはわりと理解いただけると思います。

部屋担当は名前の通り部屋に行けばその看護師さんにエンカウントする可能性が高いですよね。

ただ、患者担当であれば、○病室の▲さんと□病室の○さんの担当していると

エンカウントする確率が下がります。

仕方ない部分でもあります。

できれば部屋担当になってほしいです。

④看護助手さんNPさん研修医の先生と仲良くなる。

助手さんは病棟の裏方の仕事していただいている方で、この方がいないと病棟は回りません。

そして、全看護師を把握しているので、仲良くなると

担当看護師さんがわからないと時こっそり教えてもらうことができます!(助手さんによる)

NPさんは病院によってかと思いますが

処方内容の問い合わせを医師にせずとも解決する場合もあります。

お互いに情報共有しあうと、良いチームを作れます。

最後に、研修医の先生ですが

ぞんざいに扱ってませんか?もしやっていたら、だめですよ。

NPさんと同じで、処方の問い合わせがしやすいですよね。

上級医の先生たちは外勤や外来で忙しい時が多いですから、処方確認ができます。

引き継ぎ

業務を円滑に進めるために①〜④+αで工夫をしているわけです。

その中で、いつもの担当薬剤師が指導している症例や

長期的に見れないため、処方提案などを行うことが難しいときもあります。

そんなときは引き継ぎですね。

私は以前働いていた市中病院で、病棟業務を引き継ぐときには

病棟マップを印刷して、

「さとうあるここ」→UTIに対してTAZ/PIPC4.5g q8hrで継続中、LDフォローしてください。

などと翌日に「してほしいこと」を書くようにしていました。

この経験を元に、今の病院の引き継ぎ方法に加えようと思っていたら

引き継ぎをする文化がありませんでした。

そこからか!と思いましたが、

まずは私が担当するフロアで、引き継ぎを導入しました。

わりと良い感じで回っていると思います。

あ、あと

これは当たり前なんですが

病棟をメインで見ている先生方

病棟業務を休んだ翌日、

代わりに病棟業務を行ってくれた先生に引き継ぎをもらいに行ってくださいね

そして、(思って無くても)ありがとうございました、大丈夫でしたか?などと聞きましょう。

これは(思って無くても)言うことで、チームが円滑に回りますし

あなたの評価も良くなりますよ。

最後に

なんだかフロア担当の仕事というより

病棟業務の回し方になってしまった気がします。

文字数の関係で管理業務については

次回に書きたいと思います。

今回のブログがなにか参考になれば幸いです!

このへんで!

ではまた!

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