【日常の疑問】添付文書の併用注意

病院薬剤師

こんにちは

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

ありがたいことにアクセス数が伸びているようで、非常にやる気になります。

アルココくん
アルココくん

更新頻度は減っているよね!

いや、まぁそうなんですよ。。

今日はちょっと臨床疑問というか

どういう介入しているのか、聞いてみたいなと思います。

添付文書の併用注意について

併用禁忌は「併用しないこと」と明確に「してはいけない」と書いてあるのですが

併用注意は「併用に注意すること」なんです

注意することってなに?

どのレベルまで注意したら良いの?

悩ましい「併用注意」の注意レベル
「ユウさんは、アダラートCRとクラリスロマイシンの併用のときって、疑義照会していますか?私、今までこの組み合わせで何人もの患者さんにお渡ししてきたと思うんですけど、考えてみたら一度も疑義照会したことなくて。でも……」

少し古いですが、日経DIでソクラテスの山本先生が↑の記事を書いていました。

私自身、併用注意のセットを服用している場合

片方の薬効減弱が著しい場合を除けば、基本的に検査依頼、経過観察を情報提供します。

院内ではそれで良いのかと思いますが

薬局ではどうなんでしょうか?

アンケートしたいところですが(twitter上ではアンケートしちゃいました笑)

併用注意の扱いにはばらつきがある、という結果になりそうですね。

併用注意の内容

セフゾン®カプセルは「鉄剤と併用するとセフゾン®の薬効が1/10になるため、時間を空ける」こと

とされています。

こういう併用注意は疑義して、時間をずらしますよね。

でももう一つ「ワーファリン作用増強の恐れがある」

については、疑義しませんよね?(わたしはしません)

この様に「併用注意」でもランクがあるわけです。

なので添付文書上で一緒くたに「併用注意」ではないと思います。

何を明らかにしたい?

明らかにしたいというよりは

調べた結果は「併用注意の内容によるし、薬剤師の力量による」になる気がするんです

添付文書を変えるまでは行かないまでも

併用注意にランク付けしても良いのでは?

Up To DateのLexicomp® Drug Interactionsでは

併用のランク付けをしていますね。

X:Avoid Combination なので 禁忌ですね

セフゾン®の例では、鉄剤との併用がランクD、ワーファリンの併用がランクCのようです。

ということは、一緒くたに併用注意ではないようですね。

先行研究はあるのか?

google先生で検索していますがまだヒットしていません。

Web of Scienceや各学会の学会誌などから探してみようかと思います。

先行研究でわからないことが明記されていればそれを調べてみた!

となるんですが

先行研究がないと(そんな事ないと思いますが)少し困りますね。。

医療薬学会で見つけましたが↓のような文献を見つけたいと思います。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjphcs/44/11/44_559/_pdf/-char/ja

まとめ

一切まとまりませんが

このブログを書くことで、少し自分の頭がスッキリした気がします。笑

こんなブログもたまにありますよね。

アルココくん
アルココくん

こんなのばっかり書いていると見てくれる人減るやろ。。。

カバくん
カバくん

・・・・・・

ここまで読んでいただきありがとうございました。

ぜひディスカッションやご教授いただければ幸甚に存じます。

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