薬局と顔の見える関係に
こんばんは^^
連日暑いですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
甲子園が終わると、夏も終わりの印象ですが、暑いですね。
いつもアルココ(薬剤師)のブログを御覧いただきありがとうございます。
本日は先日行った
「門前薬局と病院薬剤部の顔の見える関係になろうの会」について語ります。
なにか皆さんの活動に活かせれば幸いです。
そもそもの経緯
地域連携の勉強会に出ると
「顔の見える関係作りが重要」と閉められること多くないですか?
結局顔の見える関係を作る場がなかったり、そのTipsも得られず
何事も変わらない毎日になるわけです。
これは学習(Learning)から行動(Behavior)へ転移(Transfer)出来ていないため
起こる事象ですね(下記カークパトリックモデルを参照)。

勉強会ではかなり連携について勉強して
アンケートも大好評だったのに、実際の行動へ活かせていない。
そういう満足感を味わうだけの勉強会ばかりで
自分もTransferする必要があると思ったので
ただ「顔の見える関係を作るための場」を作ることにしました。
これはとある緩和ケアの医師の勉強会でヒントを頂きました。
完全にパクリですが。。笑
多職種と繋がりたいと思いながらも、まずは薬薬連携だと思い
門前薬局と病院薬剤部の会として開催を検討しました。
プロジェクトマネジメント
プロジェクトマネジメント(PM)として目標・ゴールの設定等考え始めました。
【対象と年齢】
・薬剤部、門前薬局の薬剤師、10名程度(病院、薬局の参加者割合は問わない。)
・卒後15年未満程度の薬剤師(地域医療に興味がある。としたいところ)
15年目程度となると私もギリギリなんですが、
あんまり経験年数豊富な方が来られても、若手が萎縮するということで
目安としました。
【背景と目的】
・連携を図るために顔の見える関係が必要とされているが、その場がない(少ない)
これは上に書いたとおりですね。
・薬剤師同士地域で活躍するために「繋がる」こと。
ゴール設定が曖昧ですよね。どうすれば繋がったと評価できますかね?
トレーシングレポートが増えたとか?
第一回を終えた後ですが、まだ曖昧です。。
【開催案】
時間:平日業務終了後 18時~19時くらい
これ以上遅くなるとプライベートに支障が出るし、土日集まるのもちょっと違う。
場所:会議室 or 門前薬局のスペースを借りる
内容と流れ:
あいさつと目的共有 3分~5分
症例報告 or 情報提供 15分~20分
ディスカッション 30分~40分
【課題】
・継続性:奇数月の開催もしくは、3ヶ月に1回程度の開催で検討する。
・症例報告、情報提供者の選定:病院、薬局で持ち回りしたい。
・参加者のキープ:全体の回数を設定し、中だるみを防ぐ。
・ゴールの設定:第1期として今年度2回程度を設定して、事後アンケートで評価する。
・薬局ニーズの確認:事前アンケートで確認。
上記のようなことが課題として挙げられました。
勉強会開催前後で薬局からアンケートを取ったので
ニーズは確認できましたし、今後の継続も希望されていました。
となると
ゴールの設定をしっかりしないと、中だるみなりますね。。
ご意見お待ちしています。笑
取り組みの結果
第一回の勉強会を終えた後につぶやきました。
自分でも計画から行動が早くてびっくりしました笑
逆にこれくらいの速さでやらないと、ダレると学びました。
あとは協力者が多数いたこと。
本当に彼らには感謝してもしきれません。
同じ考えを持った同士を大事にしたいと思います。
やってみて、課題があったことは事実ですが
保険薬局からの参加者ゼロという、失態?笑を起こさなくてよかったです。
単発の勉強会はいつでも出来ますが
それを継続するためにはどうすればよいか
PMのところでも書きましたが、検討していかないといけません。
活動報告として・・・
2024年のPC学会@静岡に出したいと思います。
皆さんの意見をもらってBrushUPしたいです。笑
中の人バレますが、そろそろ良いかもですね。。笑
まとめ
こういう取り組みの報告は
「ドヤ」だけで終わっては何も意味がありません
私の活動から、なにかを得るTipsをお伝えする必要があります。
本番(2024年年会)まではいくつかまとめておきます。
お楽しみに!

自分で言っちゃったよ・・・
今回の内容には
Faculty Development(FD)の内容が少し含まれています。
・カークパトリックモデル
・プロジェクトマネジメント
です。
暖簾分けHANDSで学んでおりますので、そのうちブログに書きます。
本日はこの辺で!
ここまで読んでいただきありがとうございました!!