こんにちは^^
いつもアルココブログをご覧いただきありがとうございます。
本日は、無事2回目の更新が出来た
「プライマリケア認定薬剤師の更新」について記事を書きたいと思います。
3年間どんな活動してきたのか
ポートフォリオの症例はどんなものを書いたのか
その辺を出来る限り共有できればと思います。
今後更新をする皆さんに何か参考になれば幸いです。
ではやっていきましょう
本記事のまとめ
・プライマリ・ケア認定薬剤師としての3年間について
・ポートフォリオについて
過去に書いた更新についてはこちら↓
更新制度について
規定は過去ブログを見てください^^

端折るなよ。。

同じこと何回も言うのどうかなと思ったんだけど、、
じゃあ一応。。
認定されてから3年間の期間があり、
単位を30点集めます。
併せてポートフォリオ(症例報告を含む)を5症例提出する必要があります。
初めて更新する方は、ポートフォリオって何?ってなるかと思います。
簡単に言うと、「省察」です。
省察とは・・・
自分のことをかえりみて考えめぐらすこと。
ということで、公式HPにも書いていますが
珍しい事例である必要はない.日常的な事例は歓迎される.
ということです^^^^
3年間なんてあっという間なので
認定された翌月から、ポートフォリオの作成を始めると良いですよ^^^
更新2回目
最初認定されたのは2019年でした。
その3年後の2022年に初回更新。
そして今年2025年に2回目の更新ができました。
今年は単位が結構ギリギリというか、学術大会参加の単位くらいしかなくって
あれれぇってなった記憶があります。

青山剛昌 名探偵コナンより引用
こんな焦る気持ちにならないように、しっかり単位管理はしましょう。
おじさんとの約束ですよ^^
2022年の時にこんな事を書きました。
認定薬剤師として最初の3年間は「仲間づくり」を意識して行いました。
次の3年間も「仲間づくり」の考えは変わりませんが
大学からもう少し地域に出ていきたいなと思います。
同じ県内の認定薬剤師が増えたので、上手く連携して地域を良いものにしたいと思います。
後は、ポリファーマシーですね。
様々な要素が絡んでいるので、病院の中だけでは対応しきれません
理解者を増やしたいと思います。
という事でした。
少しずつ見ていきますと。。。
この3年間の成果
▶ 仲間作り
本当にたくさんの仲間が出来ました(院内外)。
これはかなり財産だと思っています。
横のつながりを使って、地域を良くする研究をしたいなと思いつつも
思うだけで^^
時間と気持ちの余裕はずっと持ち合わせて行きたいなあと思っています。
本院時代には「顔の見える関係だけになる」という会を作り
門前の薬剤師たちとあーだこーだ言い合いました。時間外に笑
▶ 地域に出る
この目標は、相変わらず実践できていません。
というか在宅が無い病院薬剤師であれば正直難しいですよね。。
ただ2024年から分院(中小病院)に異動したことで
大学病院よりは地域に近づいたのかなとは思っています。
自分のフィールドだと思っている、終末期にも関わる事が出来ています。
「苦しくなく逝かせる」ことが大事だと思っています。
▶ 教育
地域医療を志す学生(医学部、薬学部)が入部する部活に
非常勤顧問?として参加させてもらいました。
そこで薬剤師ができる地域医療について講義をする機会をもらいました
自分としては一方的に講義ではなく学生と情報提供、情報共有と思い実施しました。
わりと良い感触が得られたので今後も希望があればやっていきたいと思います。
この内容について、省察しポートフォリオにしました。
というか学生のうちから、地域医療を志すなんて
なんて意識高い学生なんだ、、と思います
▶ 連携
これは本院時代から口酸っぱく言ってきています。
・病院-薬局連携
・病院-病院連携
自分のプライマリケアとしてはやはり連携が大きいので、続けていきたいと思います。
顔の見える関係だけになる会もこの一つです。

結局どうなの?成果は?

継続したことかなぁ^^;

草
ポートフォリオ5症例
今回の5症例は「連携」を考えたものでした。
▶ 市販薬を使用しすぎて、出血性胃潰瘍で入院した患者
なぜそれを繰り返すのか明らかにするためにフレームワークを活用した。
その情報を入院中だけに留めず、お薬手帳に明記し
今後必要な時はドラックストアでも相談に乗ってもらえるようにした。
(お薬手帳を更新されると、情報が分断されてしまうんですが。。。)
▶ ポリファーマシー解消とそれに立ちはだかる大きな壁
タイトルのままです笑
「副作用が出たと思う薬は減らすけど、それ以外は紹介した先生の処方だし、変更し辛いよね。」
仰るとおりだと思います。。
▶ あれ?退院後フォローは?
様々な背景がpoorで入院してきた方でした。
治療もそこそこに、問題となっているのは退院後の生活。
病院薬剤師に何ができるのか考え、MSWさんと取り組みました。
受診しない(できない)人でも問題ある人いるよなぁと色々学んだ症例です。
▶ 簡易懸濁法の導入と、家族への指導。地域でのフォローのため連携した症例
これもタイトルのままですね
▶ 薬学生に地域連携について講義した結果とその課題
活動報告でした。
これからポートフォリオを提出する先生方のなにか参考になれば良いなと思うんですが

こんなのでもええんや!って言う例な?

そうそう。初めて出すときとか、何書いたら良いかわからないじゃんね。
学会としては
毎年2月にポートフォリオ発表会という勉強会を行っています。
来年もあるようなので、ぜひ優秀なポートフォリオを聞いてみてください。

書籍も発売されていますね。
私も一読させていただきました↓
超簡単! ポートフォリオ作成ガイド ~ワンランク“上”の薬剤師を目指して
まとめ
プライマリ・ケア認定薬剤師として2回目の更新となりました。
まずは継続できていることを褒めたいと思います。 笑
今後の目標は検討しているところですが
プライマリ・ケア認定薬剤師の上位資格があっても良いのかなぁとは思います。
あと、研究活動はもっとしっかりやらないといけません。
薬剤師が研究していることをプライマリ・ケア学会でも発表しましょう。
演題登録は12月18日までです!笑

私は指導教官のシンポジウムに出してもらえることになったので
プライマリ・ケア学会としては3年連続(浜松、北海道、京都)のシンポジストとなります。。
お楽しみに!!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
では年末の更新でまたおあいしましょう!


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