【短報】他職種の情報提供書について
こんにちは^^
いつもアルココブログを御覧いただきありがとうございます。
今日はX(旧Twitter)で呟いた下記のことを短報で書きます。
若い先生方の役に立てば嬉しいです^^
ではやっていきましょう。
情報提供書
医師の診療情報提供書や
看護師さんの看護サマリーなどですね。
次の病院や施設等に対して情報断裂がおこらないように
それらを繋ぐ役割をしてくれます。
皆さんはその内容を見ることがありますか?
私はこの手の文書をよく見る「クセ」があるのですが
その理由は・・・
なぜ見るのか
その理由とは・・・

いや引っ張るほど、大した話じゃないだろ。。
「薬剤の記載が間違っていることがある(多い)」ということです^^^^

ほらな。。
いやいや、由々しき事態ですよ。
よく見かける例としては
中止した薬剤が継続されていることになっている。
用法が違う。
そんな薬一回も飲んだこと無い。
などなど。。。
情報提供書は
空いている時間で作成するので、
最新の状況を反映していない場合、抜けがあったり
ということがあります^^

※看護師さんのサマリーはダブルチェックを必須としているので、基本間違いが無いことが多いです^^^^

予防線を張らないでください!
記載内容の通りに転院先で処方してしまうと、中止した薬剤も続けることになり
患者が不利益を被る可能性もあります。
そのため、病棟担当者は
情報提供書の薬剤の内容が間違っていないか確認するクセを付けましょう。
私は何度か間違いを指摘して、医師に感謝されました。
看護師さんからは、すごいねと言われました^^

きっつ。。。

(にっこり)
以前作者が、
医師薬剤師連名の情報提供書を用いた取り組みを行っていた時
泌尿器科の先生から言われたのは
薬なんてわからないからさ、薬剤師さんが情報提供書書いてくれると嬉しいよね^^
とのことでした。
外科系と言うこともありますが、こういう要望もあることを学びました。
タスクシフト、タスクシェアですので、餅は餅屋のほうが良いのでは?と思います。
まとめ
他職種の情報提供を見て指摘するなんて!
と思うかもしれませんが
これも一つのチーム医療です。
抜けることがあるなら、補填するし
こちらから情報提供することもあります。
その様な意識で、退院・転院を対応すると良いでしょう。
まずは手始めに
・医師・看護師の情報提供書は電子カルテのどこに保存されるか
・それはいつ書いているか
を見てみるところから始めてみましょう。
では本日はこのへんで^^
若い先生方の病棟業務につながれば幸いです。