家庭・仕事・研究。“三方良し”を探す日々

社会人大学院生

こんにちは^^

いつもアルココブログを御覧いただきありがとうございます。

本日は、博士課程で始まった新しい研究について

どうやって時間を作っていこうかと、交渉した記録になります。

アルココくん
アルココくん

なにかためになるんか??

作者
作者

なると思うんだよな。交渉術のブログ記事ですから!

ではやっていきましょう^^

「仕事・家事・研究」三つ巴のやりくり開始

今回の新しく始まる研究は、特定の地点でとある物質を吸着させ

それをGC−MSを用いて分析するという流れです。

アルココくん
アルココくん

え?できるん?

作者
作者

いやまぁやるしか無いよね。。。

アルココくん
アルココくん

機械壊すなよ?

作者
作者

大学時代にリービッヒ冷却器を壊したことあるしな。。

アルココくん
アルココくん

フラグかよ

このようにGC-MSを使うわけですね。

壊さないようにしないとと思いつつも

このGC-MSがある場所は「大学」なんですよ。

私が働いている病院から、大学までは車で20分から30分程度なので

そこまで大変ではありません。

ただ、測定自体が、本数によりけりなので、時間が読めません。

私は社会人であるので、当たり前に仕事があります。

そして家では父親の役割もあるので、時間がないのです。

「仕事・家事・研究」三つ巴のやりくりが開始したわけです、、、

仕事が終わったら大学へ直行?そのとき家では…

何も考えずに、定時で仕事を終え

そのまま大学に直行すれば、研究は問題なくできますが、

問題となるのは家庭のこと。

現状私は、仕事が終わると家に直行します。

奥様が時短勤務なので、お迎えはお願いしているものの

ご飯、お風呂、寝かしつけ、洗濯、風呂掃除 等

シフトが山程あります。

なんなら、家に帰ってからのほうが忙しいときもあります。

そういう時は

息子氏(6歳)
息子氏(6歳)

父ちゃん、お風呂入る前にこの本読んで。

娘氏(2歳)
娘氏(2歳)

とうちゃん、おままごとちよ?

作者
作者

おほほ^^;

こんなときは、いかに冷静に、正確にタスクをこなすかが大切になります。

ただ、ありがたいことに

息子氏6歳は保育園から返ってくると一人でお風呂に入りますし

その間に娘氏2歳にご飯を与えることもできるので

助かっています。

作者
作者

お兄ちゃんになって父ちゃんは嬉しい><

とは言えども

家庭の業務はおろそかにできません。

さてどうするか。

奥さんにすべてのタスクが集中してしまう。。。

アルココくん
アルココくん

指導教官に言ったら?無理ですって

作者
作者

色んな人に相談する前だったからとりあえず保留にしてほしいって話した。

ということでまずは奥さんと相談することにしました。

奥さんとの相談

新しい研究の話が指導教官から出たときに

「これはまず、家で話さなきゃだな」と思いました。

作者
作者

この記事を読んでいる大学院生の皆さん。

奥さん、旦那さんには隠し事せず、相談してから物事を決めましょう。

おじさんとの約束だよ^^

仕事もして、子育てもして、そのうえ研究…。

自分だけの都合ではどうにもならないからです。

夜に大学へ行くことになると、保育園の迎え・ご飯・お風呂など

毎日の家事と育児のかなりの部分を、奥さんにお願いすることになってしまいます。

正直、かなりドキドキしながら話しました。

「やりたい」という気持ちと、「負担をかけるかも」という申し訳なさ。

どちらも本音だったからです。

奥さん
奥さん

確かにきついけど、やりたいという物をやめさせられないじゃん。

あなた、私が資格取りに行くって言ったら、応援してくれるでしょ?

作者
作者

そりゃね。

奥さん
奥さん

それと一緒よ。

アルココくん
アルココくん

最高。

このように奥さんは自分の「やりたい」ことについてかなり理解をしてくれています。

感謝しかありません。

奥さんとの話で、ある程度解決策を考えることができたので、

一度上司と話すことにしました。

上司との相談の前に

仕事を終えた後の時間外にだけ研究をするのであれば

上司との相談は必要ありません

ただ、今回は、仕事を少しセーブできないかという相談をしようと思いました。

この時点で「ん?」と思った方いらっしゃると思います。

研究に比重を置くために、仕事をセーブ??ありえなくね?って。

正直私も思いました。ものすごく、思いました。

でも、少しだけ立ち止まって考えてみたんです。

この研究は、自分がこれまで積み重ねてきた実務の延長であり、

長い目で見れば、患者さんや職場に還元できる知見を深めるための投資でもあります。

日々の業務の延長線として研究に取り組むのではなく、

もう一歩踏み込んで、「業務と研究をどうつなげるか」を意識したとき、

少しだけでも研究に集中できる時間があれば、

より深い視点で、日常業務にも向き合えるんじゃないかと思ったんです。

もちろん、仕事を放棄するわけではありません。

一時的にバランスを調整するだけ。

それによって得られるものがあると信じて、

今回はあえて、職場の上司に相談してみようと思いました。

上司との相談

上司の部屋に行き、1対1で。

退職代行サービスのように他者に、しかも電話で言うとかではなく

口頭で。

率直に思ったことを伝えました。

仕事をセーブするにしても、最小限にしたい

職場に迷惑をかけることもできる限り少なくしたい、と。

その結果、かなりこちらの考えをくんでくれて

フレキシブルに研究時間をもらえることになりました。

感謝しかありません😭

上司も博士号を取得しているためか、かなり理解がある方で

私がロールモデルになるべきだとまで言ってくれました。

将来もし私が、管理職になるときには

ここでの恩をしっかり返そうと思います。

まとめ

どのような結果になったかは詳しく書けませんが

研究時間をもらえることになりました。

このように理解がある奥さん、上司に恵まれて感謝しかありません。

家庭と研究と仕事。どれも大事で、どれも完璧にはできない。

でも、「どうすれば続けられるか?」を一緒に考えてくれる人がいるだけで、

なんとかなるものです。

はなっから無理だと、思わずに

相談してみるべきだと私は思います。

ただ、日頃から上司やご家族と相談をしあえる関係性を維持しておくこと

これは最低限かと思います。

今回、自分なりに調整をしながら、

家族にも負担が少なくて、仕事にも支障が出にくくて、研究にも向き合える、

そんな方法を探ってみました。

アルココくん
アルココくん

支障が出にくくて、か

作者
作者

少人数の職場だから、支障は出るわけで。それをいかに少なくできるか、ということ。

仕事をセーブするという点で、確かに職場にとって良いことではないけれども、別な方向から見ると、職場にプラスもあると学んだ。

それが、自分にとっての“三方良し”でした。

“三方良し”とは、もともと近江商人の考え方で、

「売り手よし・買い手よし・世間よし」。

つまり、関わるすべての立場にとって良いバランスを見つけるという考え方です。

家庭も、仕事も、研究も。

どれかをゼロにするのではなく、ちょっとずつ調整しながら続けていくこと。

それが今の自分にとっての現実的で、前向きな選択でした。

同じようにバランスに悩んでいる方がいたら、

どうか無理のない、自分なりの“三方良し”を見つけられと良いですよね。

本日の内容が参考になれば幸いです^^

参考図書

マンガでわかるハーバード流交渉術【四つの原則篇】

マンガでわかるハーバード流交渉術【逆転の切り札篇】

この記事を書く際に、上記書籍を再度読み返しました。

この記事ではサラッとしか交渉術の話はできていませんので

ぜひ、書籍を手にとって見てください。

マンガで読みやすく、わかりやすいです^^

大学院生のリアルな日常でした^^

ではまた^^

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