国家試験終了後に薬剤師となり
病院、保険薬局、ドラックストア等様々な職場に就きます。
〇〇学会に属して、専門薬剤師となっていく。
わたしなりの経験と考えを散らかしながら書いていきます。

薬剤師がだいたい入っている、○療薬○会には入っていないよ!
○まとめ
・理想と現実がある
・資格を取得したいと思っても、症例が集まらないと申請が出来ない
・専門資格取得前後で希望する病棟、部署で働けるかは未知数(上司の考え方次第)
・希望しない仕事でも、やってみると楽しいこともある。
・ワークライフバランスを考慮して、家族の協力を得ること
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プライマリ・ケア認定薬剤師に興味がある方はぜひ!
専門資格を取得したいなら、部内での根回しから
タイトルが長いですね笑
根回しという言い方は良くないと思いますが、これにつきます。
まず、個人が何に興味を持っていて、どういう方向に進みたいか
ということは、話さないとわかりません。
まずは、誰か先輩でも良いので「伝えましょう」
そして、進みたい方向に現在進めていないのならば
上司と相談しましょう。
理解を示してくれない上司であれば、「転職」しましょう 笑
理解を得られない(相手が理解してくれると考えられる説明を最大限行ったのに)場合
時間の無駄ですから、早いうちに見切りをつけ、道を探しましょう。
わたしの経験
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わたしは、薬剤師として働き始めた後、専門資格というものを知りました。
○○専門薬剤師という響きがかっこよく
当たり前のように取得していくもので
実務経験が少なくとも取れるものを「順番に」取得してものだと思っていました。
「糖尿病」に興味があり「糖尿病療養指導士(以下、DM指導士)」を取得したいと思いました。
ただ色々規定があり、当時は保険薬局での取得が難しいと判断して
病院に行きたいです、と当時のエリアマネージャーに伝え、退職しました(=見切りです)
総合病院に転職したあとは、「糖尿病」に興味があることを伝えましたが
当時糖尿病の病棟には既に「DM指導士」がおり、新しく取得することが難しそうでした。
これは仕方ないです、病院も同じ資格を何人にも取得させる余裕も無いでしょう
なぜここまで食い下がれたかと言うと、呼吸器科の病棟に配属され
「糖尿病」を扱うことが殆どなく、「呼吸器」がすごく楽しく思えていたからです。
そして当時の副薬剤部長から「NST」なら空いていると誘われました。
全く興味がありませんでしたが(どちらかと言うと抗菌薬に興味があった。)
まずはかじってみることにしました。
勉強してみると非常に楽しく、専門資格を取得しようと考えました。(単純)
成り行きで始まったNSTは現在資格取得し、当たり前のように回診に参加しています。
病棟でも栄養状態が悪い患者に対して、看護師、栄養士とカンファレンスを行い
医師へ提案を行っています。
何が、後の人生に役立つかはわかりませんね。
若い薬剤師の先生は、まず拒否せず、かじってみると良いと思います。
資格を取得することが目的ではない
こちらもタイトル通りです。
取得すれば終了ではなく、そこからスタートになります。
専門資格を取得していない後輩などに、知識を伝達したり
専門医とディスカッションするなど、多岐にわたります。
「資格の活かし方」は自分で考えないといけません。
ワークライフバランス
専門資格を取得しない薬剤師も存在します。
取得すること、しないことはどちらも個人の自由なので、良いのですが
年齢を重ねてくると、名刺の肩書が何も無いと少し恥ずかしい気もするわけです。
上のまとめに書いたように、
取得したからと言ってその部署で働けるわけでは有りませんが、何も持っていないのも。。。
「帯に短し襷に長し」(あってますか?)
年齢を重ねると結婚し、子どもが出来、親が年老いてくる
自分の時間は限られます。
薬剤師としてしゃかりきに頑張れるのは10年位だと
国家試験前に講義をしに来てくれた「薬ゼミ」の先生が話していました。
これは本当だと思います。
ぜひとも
自分が満足できる資格を
自分の時間に余裕があるときから取得を計画し
取得後を考慮して取得できるように頑張ってください。
わたしは「博士」以外はもうやめておこうと思います 笑
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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