伝える②
こんにちは。
いつもアルココ(薬剤師)のブログを御覧いただきありがとうございます。
今日は「伝える」の二個目になります。
1つ目のブログはこちら↓
ではやって行きましょう!
今回のお話
今回は以下のツイートを深堀りします。
こんな事よくありませんか?
例えば、
今日退院する人に出るべき薬が出ていないから、焦って依頼したことで上手く伝わらず
あの先生は何もわかってくれない、と後で文句を言う。(もちろん影の方で)
これは病棟でイキっているときの私です。。

自己中すぎないか。。
ただでさえ、私は人に伝えるということが苦手だった(今もか)ので
焦っているとさら伝わらないものです。
何が言いたいかというと
一回整理して伝える必要があるんですよね。
なぜ整理する必要があるのか
そもそもの疑問ですね。
それは前提条件が違うから整理する必要があるんですよね。
例えば上のイキってた私の例で言えば
薬がない→今日退院する→医師に言わないと→帰る前に渡さなきゃ→早く→先生出してください
となっているわけです。
でも伝えられた先生の頭では
今日の外来のこと、手術のこと、別な患者のこと などを考えているかも知れません。
もしかしてこの患者さんのことを考えていたとしても、処方を出すと考えていないかも知れません。
そうすると
わーっと喋ってくるこちらとは温度差がありますよね。
そして、
【薬がない→今日退院する→医師に言わないと→帰る前に渡さなきゃ→早く→】先生出してください
伝えられた側は
上の【 】部分は伝えられていないことが多いですよね。
ということで整理して伝える必要があると思います。
提案とまとめ
じゃぁどうすれば良いんだと言う方へ
声をかける時にこちらの話にもっていける伝え方をすると良い事が多いです。
【例】
先生、今よろしいですか?→どうぞ(なんだろう、なんか間違った?)
〇〇さんの内服なんですが→うんうん(内服のどれだたくさん飲んでいるぞ。)
△が残り少ないようでして→うん(変なことしてなくてよかった)
処方していただけないかなぁと→はい。
私は医師ではないので()の中身は想像でしかないのですが
前に話を聞いた先生が仰ってました。
本題に行き着くまで時間がかかるので、もう少し簡潔に言えないかなと
言うことで提案になります。
【提案】
先生、〇〇さんの△についてなんですが、今よろしいですか?→はい
残り少ないので処方してください→はい
どうでしょう
ちょっとスッキリしませんか?
今よろしくなければ、「だめ」と言われるわけですよね。
この伝え方をここ数年使っていますが
わりと好感触です。
特に外科系、救急系の時間が比較的限られている先生方からは特に好評です(自己評価)

自己評価かよ。。
みなさんが日頃現場で行っている事があればぜひ教えて下さい。
【まとめ】
・自分の中でトップニュースでも相手はトップニュースじゃない(ツイート)
・伝えるときは相手の状況をよく観察しましょう。
・伝えたいことは整理しましょう。
という感じでした。
1つ目のブログと同様にやっぱり「慮る」ですね。
今日はこのへんで。