【取得前】プライマリ・ケア認定薬剤師【取得後】
こんばんは^^
いつもアルココ(薬剤師)のブログを御覧いただきありがとうございます。
今日は、2019年に取得して、昨年更新した
プライマリ・ケア認定薬剤師取得前後のギャップについてツラツラと語ろうと思います。
今年の受験が8月27日ですから、もう少しですね。
そんな中で、ちょっとやる気を削ぐような内容になったら申し訳ありません。
やっていきますね^^

最悪のスタートやん。。。
過去には何個か同じようなブログを書いていました。
定期的に振り返りたくなるんです 笑
認定を取得する動機や背景、資格へのイメージ
【動機と背景】
前職の話になります。
私がプライマリ・ケア認定薬剤師になるまでの背景に
同じNSTの一員で、知識、経験、人望何をとっても勝てないと思う先輩がいました。
正直このままこの人と同じことをしていても
この病院で必要とされない、と思っていました。
そんな中で担当していた病棟(救急科、総合診療科、婦人科、整形外科などのmix)で
総合診療科の先生から
薬剤師として「必要」とされたという気持ちでこの分野に興味をもちました。
当時はまだプライマリ・ケアと言う言葉は知りませんでした。
つまりは、別にプライマリケアじゃなかったとしても
必要とされる実感を与えてくれる分野であれば、何でも良かったわけです 笑
高尚な考えがなくてお恥ずかしい・・・笑
【資格へのイメージ】
当時はまだ取得している人が少ないってことと
薬局の薬剤師が取得していて、病院で取得する人が少ない。
見学の義務付け、試験を設けている点が他の資格とはちょっと違うんだなと思いました。
単位取得のため東京に行く必要があり、金がかかるなぁ、、、っても。

なんてイメージが悪い。。。
色々ありましたし、大変でしたが
無事取得できたわけです。
取得後の実際の経験
結構このブログでも述べていると思いますが
プライマリ・ケアを実践しているかという問に
実践するとはどういう評価をすればよいのか?
という質問を返すほどに、屁理屈な経験値を積んでいる気はします笑
現在の私を作っているのは
・プライマリ・ケア研修会で学んだ内容
・暖簾分けHANDSで学んだ内容
・大学院で学んだ内容
・臨床で得た内容
が含まれているため、どれが一番影響しているかわかりません。
ただ、
取得時の見学実習で在宅専門のCLで学んだことは
かけがえのないものだったと自負しています。
ここでの経験があったからこそ
病院と地域のつながりについて視野を広げられた思っています。
実際に得られた知識を
教育、地域連携の点で活かしていると思っています。
大学病院では異色な視点かもしれませんが
自分では大事な視点だと思っています。
期待とそのギャップ
ここからが本題になるかと思います。
自分が取得を目指した背景に書きましたが
私がプライマリ・ケア認定薬剤師を目指した背景には
「必要」「希少」という点が強かったと思います。
資格取得してからも「希少」という点では満たされているのかもしれません
プライマリ・ケア認定薬剤師は病院には私一人しかいませんし
県内でみても10人程度です。
「希少」であることは間違いありません。
「必要」とされているかはまた別の話ですね 笑
薬剤師アルココを必要としているのか
プライマリ・ケア認定薬剤師アルココを必要としているのか
しっかり評価しないといけません。
必要とされたい相手は医療従事者?住民?
それを考えることでも行うべき仕事が変わってきますよね。
まぁこの辺を飲み会とか、リアルで語ってくれる仲間を増やしているところです 笑
ということで、資格取得後
大きく仕事が変わったことはありませんが
資格を持っていることは自分の自信に繋がっています。
ゆっくりですが、自分がプライマリ・ケアに興味持っていて
今後進む方向を一緒に歩いてくれそうな仲間が出来てきていることが、ありがたいです。
認定取得のメリットとデメリット
端的に言えば
メリットは沢山ありますが、言葉で言い表せられません 笑
デメリットはどの資格でも言えるかもですが
取得・維持のためのお金と時間と労力です。
どこまで頑張れば良いのか、資格の維持について語りたいです 笑
アドバイスとまとめ
これからプライマリ・ケア認定薬剤師を目指す方へ
僭越ですがアドバイスをしたいと思います。
あなたが進もうとしているプライマリ・ケアと言う道は間違っていません!
私は俗な理由からこの認定を取得しました。
そもそもプライマリ・ケアって何しているかイメージがわかないし
活動自体もよくわからないってのがあると思います。
そして、認定薬剤師になる人は30歳代以上が多いと聞いています。
その理由として、プライマリ・ケア学会とは、某医療薬学会とは少し毛色が違って
薬剤師になったばかりの若手が求める「臨床知識」を提供する学会ではない
というところはあると思うんですよね。
私は、始めてPC年会に参加した時に、あれ勉強って感じじゃないって思ったのを覚えています。
ある程度経験をしてくると
各専門性の下支えになる考えがプライマリ・ケアで、生活すべてだと思えると思うのですが
なかなか経験をしないと分からないところではあるんですよね。
どの薬を使うかっても大事だけど、誰が管理してくれるのに目が行きがちとか。
あくまでアルココのイメージですから。。笑

肌感覚で説明されてもな。。。
一度年会に出てみたり、実際に取得した数人に話を聞いてみるのが一番ですね。
ちなみに公式HP
https://www.primarycare-japan.com/about.htm
https://www.primarycare-japan.com/search.php
こういう華のある人になりたいものです 笑
つらつらと書いてきました。
私の経験が参考になるとは思えませんが
間違いなく必要とされる資格だと自負しています。
ただ、まだまだ一般に周知されていない部分が多く
現在の有資格者が、一般化していく必要があると思っています。
資格取得後からが勝負ですから、一緒に仕事できることを楽しみにしています。
今日はこの辺で!