病棟業務の回し方について

こんにちは

いつもアルココ(薬剤師)のブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は病棟担当薬剤師としてどの様に回しているか。。

語っていこうと思います。

それではやって行きましょう

現在の業務

現在は某大学病院の外科泌尿器科混合病棟に配属されています。

以前書いた記事にも業務について書いていますので

合わせてご覧ください

現在の人員の都合上・・・

病棟を掛け持っており

優先順位をつけた仕事運びをする必要があります。

当院は下の算定を取得しています。

手術室にも常駐を始めています()

まぁ掛け持ちも多いんですがね。。

https://clinicalsup.jp/jpoc/shinryou.aspx?File=ika_1_2_2%2Fa244.html

そこでこんなツイートをしました

主に外科・泌尿器科病棟でのやり方になるのですがかいせつします。

まず全患者をリスク別にクラス分けします。

Aは言わずもがな「毎日カルテを開いたり、状況を伺う必要がある患者さん」です。

まずケモは当たり前ですが

投与前のレジメンチェック(癌腫と病期、体格、検査値、投与回数、過去の副作用 など)を行います。

その後投与開始となれば、アレルギーやinfusion reactionが出ないか見ますよね。

急性期副作用が出なかったとしても、別に副作用が出る可能性もあります。

そのため、経過フォローも必要ですね。

となると絶対Aなわけです!笑

次は侵襲の大きな手術となるのですが

消化器外科的には、当たり前ですが臓器の全摘術が1番侵襲が大きいです。

泌尿器的には膀胱全摘、回腸導管が高いかなと思いますが

当たり前ですが、医師はこういう症例は特にしっかり見ています。

急性期はDIC、感染、急性期栄養など多岐にわたります

急性期を少し脱すると、それ以外の問題が出てきます。

インスリンの手技、食事の取り方、ダンピング症候群、簡易懸濁・・・

どちらかというと看護師よりのケア?かもしれませんが、薬剤師も関わりますよね

ということでAです!笑

次はBになりますが

Aほど大変な手術でははないため、急性期フォローは軽くで良いにしても

慢性期に移行する?フォローが必要な方々ですね。

所謂Aの後半部分のフォローという感じですか。

最後にCは

それ以外なので、掛け持ちの病棟でA,Bランクがあれば後回しになります。。。

本当は、良くないんですよ。。

しっかりランクわけせず、全患者を見たいんですが、、

人員不足となると、、、言い訳します。。。

たぶん病棟担当をされている先生方は、この様に患者を俯瞰しているのではないでしょうか?

ただ、血液内科や腫瘍内科など全員がケモ!という病棟はご苦労が多いことでしょう・・・

まだ、外科系病棟だからできているだけかもしれません。

病院薬剤師が少ないのはなぜか

これはひとえに給料と言いたいところですが

薬局薬剤師というほど大差はないと思うんです。

確かに、薬局から病院へ転職したとき

月収が片手分下がりはしましたが。。。

薬局時代の給料を考えると

超勤+出勤手当(結構遠い店舗に行っていた)+様々な手当が含まれていたから

「高い」と感じただけで、決して基本給が高いわけでは無いんです

からくりですよ。

あとはイメージですかね。

学生実習をしていると言われるのが

「病院の先生(薬剤師)たちってなんだか怖いですよね」

これ、これが一番良くない。

学生にこの様に思われるということは

患者からもそう見られている。

改善していこう。

ちょっとした所から

脱線しました。。。

まとめ()

人員が不足している病院では

この様に病棟掛け持ちが当たり前で

セントラル掛け持ちというのも当たり前です。

その中で、効率的に回るためには、嫌でもランク付けをして回らないと行けない

人が多ければ、と思うのはいつものことですが

人が多ければ色々改善する、と行っている上司では何も改善しませんからね。

何も考えられていません。

結局何を言いたかったんだ笑

皆さんの行っている業務改善案など教えて下さい。

病棟業務は特にです。

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