病院薬剤師の仕事

薬剤師全般

こんにちは^^

いつもアルココブログを御覧いただきありがとうございます。

本日は、一般の方や保険薬局薬剤師の皆さんに

「病院薬剤師の仕事」ってこんな事やっています。

と言う記事を書きたいと思います。

日頃あまり表に出ない病院薬剤師?の仕事をお伝えできればと

考えています。

私のプロフィールは以下の通りです^^

興味があれば御覧ください。

病院薬剤師って?

簡単に言えば

病院で働いている薬剤師のことです^^

そして

保険薬局(調剤薬局)で働いている薬剤師を薬局薬剤師と言います。

働いている「場所」が薬剤師の前についているというだけですね^^

アルココくん
アルココくん

ドラックストアの薬剤師は何て言うん??

作者
作者

なんだろう。言ったこと無いけどドラックストア薬剤師?

アルココくん
アルココくん

ほー。

作者
作者

しらんけどな。。。

仕事内容(セントラル業務)

作者
作者

どんな仕事内容を想像しますか?

町の薬局やドラックストアであれば

↑のようなイメージですよね^^

病院薬剤師は、このようなカウンターでの指導業務を基本的(※)には行いません。

※行っている病院もありますし、特定の患者さんだけに院内処方としてお渡ししている病院もあります。

通常は病院の中に存在している「薬剤部」という部署で

処方せん調剤(内服薬、注射薬、抗がん剤を混ぜる 等)を行っています。

もし入院されたことがあるかたであれば

看護師さんが点滴を投与してくれたり、飲み薬を病室まで運んで来てくれた

経験があると思いますが

この点滴、飲み薬の準備をしているのが、病院薬剤師です。

抗がん剤の治療をされている方であれば、点滴の中に抗がん剤を混ぜる事もやっています。

これらをまとめてセントラル(中央)業務と呼んでいます。

作者
作者

なんとなく分かっていただけましたか?

アルココくん
アルココくん

入院したこと無いからわからん。

作者
作者

・・・

仕事内容(病棟業務)

作者
作者

入院した方であれば、病室に薬剤師が行きませんでしたか?

アルココくん
アルココくん

だから、入院したこと無いからわからんって。

作者
作者

話が進まないでしょ!!

セントラル業務だけではなく、10年前くらいからですが

入院病棟に薬剤師が常駐して仕事をするようになりました。

病棟に常駐して

入院している患者さんに対して、下記のような業務を行っています。

「処方薬、点滴の説明」「抗がん剤の説明」

こちらは言葉のとおりですね。

患者さんに新しく処方された薬について、医師の説明の補足などを行っています。

薬の説明はすべて薬剤師!と投げられる病院もあるようです。

お部屋に伺うのはこの案件が多いです。

「処方設計」

こちらは初めて耳にされるかもしれません。

患者さんの検査結果に応じた処方の提案になります。

アルココくん
アルココくん

分かり辛い

作者
作者

すみません。。。

少し、噛み砕いてみます。

皆さん、「血液検査」や「蓄尿」「痰の提出」の経験

「レントゲン」「CT、MRI」などの検査をうけたことは無いでしょうか?

※他にも検査はあり、一般的なもののみ記載しています。

この検査の結果をもとに治療薬を決めていくのですが

その際に医師と一緒に処方を検討する、という仕事を「処方設計」と言います。

※処方設計のもともとの意味に「医師と」とは含まれていませんが、このブログでは「医師と」の意味を含むこととしています。

例えば

抗菌薬の投与について

血液検査の結果で「腎機能」が悪かったとして

感染症治療のために使用する「抗菌薬」の投与量を確認したほうが良さそうだな

となった場合、1日3回の投与を2回に減量してもらったり

逆に増量することもあります。

薬の効き目的に

①:回数を増やしたほうが効果が出やすい

②:1回量を増やしたほうが効果が出やすい

などの特徴を考慮し、医師と相談して「処方設計」を行っています。

もう一つ、

点滴の投与について

カロリーがかなりある点滴を使っている患者さんで

血液検査の結果「カリウム」が高くなっている場合

カリウムを除いた、カロリーがかなり高い点滴を設計すること

のような仕事もしています。

最後に

持参薬鑑別について

持参薬鑑別という業務がります。

こちらは入院した患者さんの持ち込んだ薬を

確認し、入院施設で処方する際にどのような内容で処方すればよいか

鑑別することです。

病院によって採用している薬剤が違うので、患者さんが持ってきた薬がそのまま

院内で処方できないということも多々あります。

2種類の薬が混ざった「合剤」なんて特に分かり辛いですよ。

作者
作者

もしかすると皆さんのお部屋に届く薬と、元々飲んでいた薬が

見た目や、飲む数が違うことがあるかもしれませんが、

採用の問題で処方内容が変わってしまいます。

アルココくん
アルココくん

ちがくなるって、言ってよ!

作者
作者

わたしは必ず言うようにしていますが、

そもそも義務ではありません。

患者さんとのトラブルになりかねないので、事前に話します。

まぁ大きなところではこの3点になりそうですが

いかがでしょうか。

アルココくん
アルココくん

なんとなく分かったような。。

作者
作者

難しいことを言わずに、皆さんの薬をしっかり確認して

効果が出やすいように頑張っています!

で良いかもですね。

アルココくん
アルココくん

わかった。それだけ覚える。

作者
作者

入院中に薬で困ったら、ぜひ病棟の薬剤師に相談してみてください。

入院しないとエンカウントできない?

こればっかりは病院によりますが

外来診療に携わっている病院薬剤師もいます。

そのため、入院しないとエンカウント出来ないかと言われれば、そうではありませんが

基本的には入院しないと会えないものとお考えください。

ただ、地域のお祭や様々な場面で

病院薬剤師も外に出るようになっています。

ですから、そのうち院外でもエンカウントできるかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか

なんとなくつらつらと病院薬剤師について書いてきました。

これを書こうと思った理由は

以前参加した勉強会で

「病院薬剤師がどんな仕事をしているかわからない」というアピール不足について

指摘されました。

10年以上病院薬剤師として仕事をしていますが

上に書いたように、病棟業務を行うようになり

なんとなく、以前よりは仕事の内容がわかってもらえているのでは?

と思いましたが、

なかなかアピール不足でした。

ということでこのブログを通して

病院薬剤師の仕事をアピール出来ればと考えています^^^^^

アルココくん
アルココくん

アクセス数考えて?

作者
作者

長くやればそのうち伸びるよ^^

この企画は今後も継続していこうと思います。

よろしくお願いします。

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